210308_【ネタバレ注意】シン・エヴァンゲリオンを観た。感想篇

 ###さようなら,すべてのエヴァンゲリオン


『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改2【公式】

 

ブログ,久々。

9年待ちました。関東圏の緊急事態宣言は解除されていないようですが,ついに「シン・エヴァンゲリオン劇場版」が公開されました。

TVシリーズから25年と少し,「:Q」からは9年目の公開です。

ネタバレ気にせず感想を書きたいと思ったので,ブログで長文を書いてみようと思います。

独断と偏見に基づく解釈も含まれています。悪しからずご容赦ください。

 

 

###感想(ネタバレ入ります。)

1.アバンタイトル~第3村

「シン・」の一番の不安要素は,「このストーリーをどう畳むのか?」というところでした。
が,不安要素は開始数分でスコーンと飛んでいきましたね。

俺の嫁(マリ)が上下左右に大暴れ大活躍する冒頭アバンタイトルは,これからの展開を予感させるに十分なスペクタクルと情報量で,劇場で堪能する映像と音響はまた格別でした。

そしてOP映像後の「第3村」のシーン。正直,トウジの声を聞いて泣きました。隣に座っていた知らない女の子も泣いてました。
トウジ・ケンスケ・ヒカリの面々が,あのサードインパクトを生き延びていた!!
おまけにヒカリはトウジと結婚して子ども(ツバメ)も授かってんの!?

TVシリーズの「明日は食べてくれるといいな…」という委員長のセリフが頭を過ぎる。俺,号泣。イインチョ,ついに結ばれたんだねぇ……;;;

 

そして第3村の日常に触れつつ,日々新たな発見に胸を踊らせる黒波ちゃんの可愛いこと。「〇〇って,何?」というセリフが積み重なるほど,嬉しそうに声が跳ね上がっていくところなんかもう,こっちがポカポカしてくるわね。農作業に勤しむ綾波が見れるのはシンエヴァだけ!

そして黒波ちゃんが形象崩壊する場面でまた号泣。最後にシンジから名前をもらい,プラグスーツも純白に変化したことでアヤナミレイ(仮称)から綾波レイとして生まれ,そして消えていった……。

 

「:Q」での凄絶なラストを受けて失語症となったシンジも,ケンスケに助けられ綾波に引き上げられて言葉を取り戻しました。
シンジの処遇をどうすんのかな~,っていうのが視聴前の疑問だったんですが,不思議とスッと飲み込めました。
ここの展開,TVシリーズと似てるんですよね。
シャムシエル(第4使徒)撃破後,ミサトとの諍いから家出したシンジを匿ってくれたのはケンスケでした。(新劇場版ではオミットされた。)
エヴァに乗らないと意地を張るシンジを初号機へと向かわせたのはいつも綾波でした。

だから,今回もこの展開が一番しっくり来たんだと思う。

 

「:Q」でカヲルくんは「縁が君を導くだろう」と言いました。今回のケンスケは父親との関係を引き合いに「縁は残る」と言いました。
おそらくカントクくん(=庵野監督)が身に沁みて感じたことの一つなんでしょう。
色々ありましたしね,スタジオカラー設立からこっち。

 

 

2.ヴンダーへの帰還~ヤマト作戦

失語症を乗り越え,黒波の消失を受け止め,ミサトさんと加持さんの息子と出会ったシンジは,再びヴンダーに乗り込んで自らの”ケジメ”・”落とし前”をつける覚悟を決めます。
周囲は第3村に残ることも勧めますが,シンジはあくまでゲンドウを止めることを自らの使命と位置づけました。

「:破」以来12年ぶり,”シンジさん”のターンです。

覚悟を決めたシンジさんは無敵です。主人公補正MAXです。ここぞという時しか喋りません。話すこと一言一言に重みがあります。
たとえサクラが泣きながら平手打ちをしてきても,それを見たアスカが「女房かよ」とツッコんでも,主人公は無敵なんです。(サクラの女房概念,めちゃくちゃSUKI……)

 

艦長室にて,シンジと加持リョウジ(息子)のツーショットの写真を前に,ミサトは「:破」ラストでシンジに責任を押し付けてしまったことを後悔していたこと,そしてそれが原因で冷たくあしらっていたことが明かされます。

また 「ヤマト作戦」直前,アスカとマリが訪れた先はシンジの耐爆防護隔離室でした。
アスカが殴ろうとした訳をシンジに質したとき,シンジは「何も責任を負おうとしなかったという選択をしたこと」であると答えます。そこに気づけるだけ成長したんだね,シンジさん……

「:Q」で散々取り沙汰された問題が,ここで続々と種明かしです。
考察で予想はされていましたが,いざ明かされるとそれはそれで感慨深いもんですね。

 

そしてこの一連のシーンの中で最も印象深い名台詞が「屋上・眼鏡・乳の大きいイイ女」ですね!!!!!!!!!!!!
ああ!!!もう!!!!マリ大好き!!!!!これがガチ恋!!!!!!!!!!!!

 

ヤマト作戦の出撃準備に勤しむヴィレクルーの姿も本作にコクを与えてますね。
ってかサクラとミドリ同室かよ。お前らホントにマジアレやぞおじさん良からぬこと考えちゃうぞ。

 

 

3.そして南極へ~アディショナル・インパク

そして終局の地,カルヴァリーベースです。

アナザーインパクトを目論むゲンドウvsインパクト阻止を掲げるヴィレ の最終決戦だ!

正直この辺りは別記事で詳しく考察しようと思うので,展開については省きますが,「黒き月をマテリアルとして2本の槍を生成する」というアイデアにはぶったまげました。その手があったか~~~……
あとアスカ……貴女また噛ませ犬なのね……
あと「エヴァ・イマジナリー」という概念がまだよく飲み込めていない。

 

終盤での見どころであり本作で一番印象深いのが,初号機追撃を企図するシンジさんと,その後押しをするミサトさんのシーン。
新劇場版ではこれまで,シンジとミサトの”絆”がテーマの一つになってきました。

「:序」ではミサトの覚悟を受け止めるシンジ <=> シンジの覚悟に賭けるミサト

「:破」ではミサトに背中を預けるシンジ <=> シンジの覚悟を後押しするミサト

「:Q」ではミサトに認められたいシンジ <=> シンジを守りたいミサト

として,それぞれ関係性が描かれています。

「シン・」ではこの関係に一つの結末が示されました。
成熟しつつあった関係性が「:Q」でご破算になったかと思われましたが,やはりシンジとミサトは心の奥底で繋がっていたんだねぇ。

「行ってきます」「行ってらっしゃい」で号泣。泣いてばっかだな,俺。

そしてこの二人の絆が,マイナス宇宙で繰り広げられるアディショナル・インパクトを阻止するきっかけになった点もエモエモポイントです。ありがとう。

 

ゲンドウの画策する人類補完計画の目的が,ゲンドウとユイの再会である点はこれまでのシリーズと共通でしたね。相変わらずこの人騒がせ夫婦は……

そして補完計画の終焉に向けたアプローチとして,「ゲンドウの救済」が全面に押し出されたことが旧劇場版との違いですかね。

旧劇場版では綾波に裏切られ,初号機に喰われ,志半ばで補完計画を放棄せざるを得なかったゲンドウシナリオが,本作ではストーリーの基幹となります。
だけどゲンドウはシンジの成長とユイの願いを受けて,自らの意思で補完計画を放棄しました。
これまでゲンドウは「成長できない(伸びしろのない)大人」の代表格として描かれてきましたが,「シン・」ではユイ・シンジの思いを受け,2人を支える選択をしたこと。泣けます。
13号機と初号機のタイマンはすごく面白かった(色んな意味で)
カントクくん自身が成長したことが,エンディングにも作用しているんだなって思いました。

 

 

そして「シン・」では「渚カヲル」というキャラクターの救済まで成し遂げました。
なんという偉業!

 

シンジくんを幸せにするため,数々の世界線を繰り返し円環の理に身を置いてきたカヲルくんだったけど,シンジさんの成長とともに 周囲(カヲル)の幸せ=>シンジの幸せ であると気づき,世界の幕引きをシンジに委ね,自らの幸せを求めて身を引きます。

渚司令……?リョウちゃん……?カヲ加持……?この概念は後日考察しよう……

 

 

4.人類補完計画の終焉と新世紀の幕開け

ゲンドウ・カヲルというエヴァ世界における2大「救いようのない存在」を救済し,シンジさんは最後にアスカを救いに行きます。
式波・アスカ・ラングレーとしてのロールではなく,「アスカ」として認められたいという願いをケンスケが叶えたことはビックリだったなぁ~~
あくまでシンジとは過去の関係であり,身近な年相応の男性像がケンスケだったんだろうなぁ。男女ってそういうもんか。

これまでのシリーズでも救いきれなかった数々のキャラをこれでもか!と救って回るシンジさん。この爽快感!
俺の求めていたエヴァはこれだ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!
高揚感がすごかったですね。最高……

ガイウスの槍に次々ぶっ刺されるエヴァシリーズは微笑ましくてたまらない。

 

そして最後,シンジ自身を迎えに来たのがマリだったこと。これが新劇場版最大のビックリポイントですね。
カヲルくんが身を置いた円環の理を書き換えた存在であり,補完計画最大のイレギュラーであり,死海文書を覆した「デウス・エクス・マキナ」であり,真の希望であった真希波・マリ・イラストリアス

「胸の大きいいい女」,正ヒロイン昇格おめでとう……! やはり俺が惚れた女だ……!!

 

補完計画の収束後,シンジがいた世界は我々の宇宙(=NEON GENESIS)でした。
我々の世界もまた,シンジが救ってくれた後の世界なのかもしれません――(ウルトラQ感)

 

###まとめ!!!

「希望の槍」カシウス 「絶望の槍」ロンギヌス

この構図はそのまま新劇場版と旧世紀版に当てはまります。

シンジが希望の明日を信じて世界を正した新劇場版。

シンジが救いようのない現在(原罪)に絶望して世界を滅ぼしかけた旧世紀版。

相反するこの2つの世界が相補性のうねりの中で一つの大きな世界観を構築し,25年かけて1つの世界になりました。

エヴァンゲリオン」は究極のエンターテインメントであり,俺の人生の核(コア)です。

作品が終わったことはとてもとても淋しいけれど,庵野監督が伝えたかったこと,見せたかったものは一生かけて吟味して行こうと思います。

とりあえず,あと10回は劇場に観に行くか。

めざせ興行収入8兆円!!!!!!

 

今度新劇場版全体の考察記事も書きたいな。

190209_先入観は良くないな,っていう話。

####祝 連休!

1月冒頭以来の3連休ですよ。まぁぼくは有休を行使して4.5連休ですが。
1月,長かったなー・・・。

新システムが稼働して障害対応で奔走して,上司の病欠,とてんてこ舞いのきりきり舞いでした。

元が怠惰なのであんまり仕事させちゃダメだよ。都合お構いなしに仕事振ってくるからすぐ不機嫌になっちゃうんだよな~。良くない癖だけど,直すつもりもない。

 

 

###先入観で評価をしてはいけない話

連休初日,ということで映画を観ました(毎週のコト)。

空の境界ラソンも終わったので,たかやくんに勧められた「イニシエーション・ラブ」を観たんですが,いやー久々に「してやられた!」って思いました。

 


映画「イニシエーション・ラブ」予告編 松田翔太、前田敦子が出演 ラスト5分で衝撃の展開? #Initiation Love #movie

 

本作の監督はTRICKケイゾクシリーズ,20世紀少年とかでお馴染みの堤幸彦さん。
本編はSideAとSideBに分かれており,”たっくん”の恋模様が描かれていきます。

予告編も観ず,事前情報一切なしで観たんですが,初めは「邦画によくある恋愛モノかー・・・堤さんもこういう作品の監督するんだー」って思ってたんです。
観始めるまでは半ば嫌々でした(ヒューマンドラマ系映画が苦手)。

ネタバレはしたくないので内容については言及しませんが,
・SideAではぼくにそっくりな大学生が主人公っていうことで,割と感情移入して観てしまった。
・SideBは共感性羞恥があるぼくには少し観てて辛かった・・・。石山さんいいオンナや・・・。
っていう所感でした。

 

 

よくありがちな恋模様を描いた物語が急展開するのは,まさに本編最終5分。

 

 

単純なミスリードに見事に乗っかってしまった!
たかやくんとSkypeしてることも忘れて,「そーいうことか!しまった!やられた!」って叫んでしまいました。
映画を観て,いい意味で悔しい思いをしたのは久しぶりです。

どんでん返しがどんなものかと身構えていたところに,背後からステルス-キルされた気分。

という訳で,久々におもしろい映画を観ました。エンディングは映画オリジナル展開らしいので,原作もどんなもんなのかすごい気になる。

 

初めは恋愛モノってだけで敬遠していただけに,先入観で作品を選んではいかんなー,と思わされた次第です。当たり前のことではありますが。
1回見て面白かった作品を繰り返し観るばっかりで,あまり新しいものに挑戦しないクチなので余計に骨身に沁みました。

 

まぁそのあと「楽園追放」と「劇場版PSYCHO-PASS」を観てしまいましたがねえへへ

赤ヒトニスもといフロンティアセッターが気持ちのいいAIだなぁ。アンジェラちゃんかわいい・・・。

ジークンドーかっこいいなぁ・・・。

 

って感じでなうです。映画を立て続けに観れる幸福感・・・! いい休日だ。
来週は「ラプラスの魔女」と「コード・ブルー(TV版)」を観る(覚え書き)

 

 

君塚さんの「グッドモーニングショー」も好きだし,今度はそっちもたかやくんに勧めてみるか~

 

さて,晩飯こさえてお酒飲みながらどんどん映画みるぞ~~!!明日も休みだ!!

190125_やっと手に入れたおやすみ

###やっとお休みですわぁ

月曜日から体調の悪そうだった直属の上司。
仕事の相談もあり,お互いマスクしないで侃侃諤諤の論議をした次の日のことだった。

 

上司がインフルエンザだった件www

 

いやー,濃厚接触者として報告はしたが,結局ぼくは発症せず。
体調面よりも,上司の仕事を代わりに捌くのが地獄でした。
知恵熱でるかと思ったわい。

 

そんなこんなで,ようやく勝ち取った休暇です。労働者に休暇を! 資本家に鉄槌を!(アカではない

 

###オタク的至高のひととき

主曰く 人はパンのみにて生きるにあらず
されどまた曰く 人民にパンと自由を 市民に娯楽を
オタクに推しを

オタクが生を実感するのは,推し(作品,あるいはキャラ/メカ)に触れるときなんですよね。

今週,ぼくが生きる実感を得た瞬間がこちら。

 

 

ついに出た!かのディズニーが日本オリジナルで作成した初の映像作品,ファイアボールの新作です。
今作はサントラ+オーディオドラマにファイアボールユーモラスの本編ディスクがついてくる! なんてお得なセット!

ユーモラスの方は10分弱で完結しているのですぐ観終わりました。相変わらずテンポが良くてあっという間の10分間!

オーディオドラマの方は聞けば聞くほど味が出るスルメ仕様。

神谷浩史の「マ゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛ー゛↑↑↑」とキャプテンレジナルドの雄姿が「聴ける」のはオーディオオモシロニクスだけ!

打ち砕かれるちくわぶキングのおもしろ軍団をぜひ映像で観てみたいwww

 

 

そしてこちらは戦隊職人ブランドのメガレンジャーなりきりグッズです。
いやー,デジタイザーのデザインは何回見てもカンペキ。

銀を基調にしたボディに,カバーにメガレンジャーのシンボルマークがあしらわれています。現代の戦隊ほど派手ではないが,ガジェット感が失われるほどシンプルではない。

変身ブレス(これも戦隊ヒーロー独特のワードよね)として,これほど完成されたデザインは唯一無二ですなぁ。21世紀に入ってから携帯型変身デバイスもたくさん出てきましたが,ぼくの中で戦隊ヒーローは常に変身ブレスを身に付けている,いわば一種のヒーローとしてのアイコンなんですよね。

 

そして,エンディングの歌詞を攫うとさらにデジタイザーへの愛着が深くなるんですよねぇ。
本編でもデジタイザー自体をネタにした話はあるんですが,デジタイザーという装置を最も象徴しているのがエンディングの「気のせいかな」です。


Denji sentai Megaranger Ending

電磁戦隊メガレンジャーこと「諸星学園高校デジタル研究会」の5人にとって,デジタイザーは仲間とつながるためのハブステーションであり,絆なんです。エモい!

 


ぼくが90年代戦隊ヒーローにこだわるのはここにも理由があります。摩訶不思議パワーでヒーローになるのもいいんですが,人類が人類自身の科学の叡智をもって地球を守るのが好きなんですなぁ。

 

###ドライブが好き!

突発的なドライブが好きなので,今日は朝6時に起きて八戸までドライブしてきました。
早起きして,道すがらコンビニに立ち寄って朝御飯を拵えつつ,夜半までドライブするのすごい楽しい!

八戸の目的地はこちら~

 

マチニワ

 

八戸ブックセンター

8book.jp

 

どちらも行こう行こうと思ってようやく行けましたわ。
いやー,一見に値する場所でした。

ブックセンターは本好きを育成すること,ひいては八戸を本の街にすることを目的として設置された"市営の"書店なんですが,ざっくりとした学問領域ごとにコーナーが設けられ,専門員がセレクトした書籍が並んでいます。

 

簡単に言うと本の企画展ですねぇ。立ち読みできるだけでなく,店内には読み耽られるよう椅子があちこちに設けられ,おまけにドリンクも注文できます。もう腰を据えて読むための場所なんですよ。
各学問領域の入門書~専門書がバランスよくセレクトされ,年齢層も幅広く対応できるようになっています。
マンガや絵本はあんまりありませんが,「本を好きになる」「学術が好きになる」ための工夫が感じられました。

また,店内中央の読書会ルームでは様々なワークショップが開かれており,ぼくが行った時には「ねこの視点から見る世界」についての読書会が開かれていました。

そして,「市民作家(すごい管理社会っぽいミーム)」に登録していれば,店内に用意された「カンヅメブース」の利用が可能とのこと。羨ましい,羨ましいぞ!!

 

ってな具合で,何時間でも入り浸っちゃいそうないいところ!また行きたいな~

 

 

そして今は殺人考察の後編を観ています。研ぎ澄まされた純愛ですなぁ。

今日はここまで!

ぼくから以上。

#010_だれにも止められない進化理論

###あけましておめでとうございました

はじまりましたね,2019年。
仕事始めとやらを今年もやってきましたが,なかなか波乱の幕開けです。
明日からどうなるのやら・・・。

 

###勇者シリーズの後継者

せっかく買ったFireタブレットも使わないともったいない,ということでAmazonビデオで「新幹線変形ロボ シンカリオン」を追っかけてます。

 


【アニメ1話】新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION 第1話『出発!! シンカリオン E5はやぶさ』 shinkalion

 

序盤は見ていたんですが,途中で気力が持たずついつい後回しにしていたらいつの間にか52話まで進んでたんですね。もう1年経つのか・・・。
久々に途中から追っかけてたらなかなか止まらなくなりまして,現在27話。ようやっと折り返しっすねぇ。

シノブくんきゃわわ!

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シノブくんきゃわわ

 

###メカオタ魂に火をつけたメカ作画

連続して観てると,話のテンポの良さに驚きます。子ども向けなので基本1話完結なんですが,「シンカリオン」の名前の通り,味方陣営(超進化研究所)と敵陣営(滅びゆく種族)がどんどん進化していくんですよ。

 

登場時は無双するシンカリオンに対し,敵側も対抗して戦術をかえ新たな敵を送り込む。危うしシンカリオン
そこで新シンカリオンの登場! 新たな機体とパイロットで敵を一網打尽だ!

といった具合で,大体3話スパンくらいで新しいシンカリオンが出てくる。新しいシンカリオンが出てくる,ということはそれだけ変形・合体バンクも出てくるわけで,このバンクがまたおうつくしいのです。

 


ブラックシンカリオンが現れたので全力で迎撃する動画(変形、技シーン集)

 

変形シーン~戦闘シーン通して見ていただきたいのが,シンカリオンのディティールの細かさ。「えっ!? コレ毎週放送のアニメだよね!?」と驚きを隠せないくらいメキメキ動く。バリバリ変形する。飛び散る火花! 吹き出す謎蒸気(の代わりの謎光)!
ポージングもアングルもカメラワークもとにかくカッコいい!!!! SUKI!!!!

 

これはもはや勇者シリーズの最新作と言っても過言ではない。
前作のドライブヘッドともまた違った毛色の,子ども向けロボットアニメですな。今作はメカ描写に前作以上のこだわりを感じる・・・。
これだよ,こういうのを待ってたんだよ・・・!

 

###メカ作画へのこだわり

こだわりを特に感じたのが,E5はやぶさとH5はやぶさの扱い。
「E5 H5」の画像検索結果

主人公 速杉ハヤトの搭乗機E5はやぶさ(画像奥)と,発音ミクの搭乗機H5はやぶさ(画像手前)。

画像を見てわかるんですが,外観上の違いは車体側面中央に走るラインの色のみです。
ですが本編ではまったく別機体かのように,バンクの使いまわしが無い!
先の変形シーン集をみても分かるんですが,ポージングもカットも新規。3Dモデルは流用しているとしても,制作スタッフには頭の下がる思いです。ありがとう!!!!

 

おまけに,E5はオールラウンダーな戦闘をするんですが,H5はソードがメインウェポンなので,戦術がまったく異なるんですよね。となると,戦闘シーンも毎回異なるわけで。ほぼおんなじ見た目なのにすごいなぁ。

 

 

 

残り25話。あと何日かかるべ・・・
シノブくんもっと出してけろ!!!!

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#009_ゆく年くる年に感謝をのせて

###旧年中はお世話になりました(?)

まだ2018年なので旧年中という表現はおかしいんですが,定型句ということで勘弁してください。

 

この一年,まぁ序盤からいろいろありましたが,一山二山越えてどうにかこうにか現在です。
一人だったら潰れそうな時でも,周囲の方々に助けられ甘やかされどうにかこうにか生きてこられました。ほんとに感謝多謝メルシーグラッツェ

 

2018年はつらいことも多かったですが,結婚に出産にと嬉しい報告も多かったイメージ。
まぁ四半世紀生きているので,周りも徐々に身を固め,家庭を持ち始める時期なんでしょうねぇ。喜ばしい限り!
来年は私も・・・・・・,予定はない? あ,そう(平沢進並感)

 

年の瀬も瀬って感じですが,今よゐこYouTube配信見ながらお酒飲みつつブログ書いてます。
ネットのもつ力ってものはすごくて,生活の幅が広がりますね。
寝正月なんて言葉もありますが,あれ見たりこれ見たりと結構忙しい。これだからオタクは。笑
ネットと言えば,今年は映画を観ながらSkypeで通話なんてことも始めたんですが,いまじゃ定例行事となりましたね。
誰かとあれ見ようこれ見ようって話をしていると,自分では手に取らないような映画を観れて楽しいんですよね。選択肢の幅が広がる。

 

攻殻機動隊アバンタイトルでは

企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程情報化されていない近未来

なんて文句で始まりますが,ネットは多様性をもたらしていますね。
「キュレーションの時代」って本に書いてあったかと思うんですが,ネットなどのコミュニティ社会では各々好きなジャンルで情報のビオトープが形成されている,なんて話がありました。ネットがもたらすのはまた次元が異なる世界での生態系なんでしょうね。

 

 

###さぁ~て,来年のくまがいさんは~?

くまがいです。
新しい年を前になんとなくそわそわするのは昔から変わらないんですが,昔ほど「やり残したこと」に未練がなくなってきているのを感じます。
年が変わることに受動的になってきたんですかねぇ。今年できなかったことは来年頑張りましょう。

さて,来週のくまがいさんは?

  • くまがい,ついにノベルを書く
  • 書いたノベルを庵野監督がアニメ化
  • 勢い余ってNetflixでドラマ化

の3本です。

 

###終わりよければすべてヨシ!

何はともあれ,2018年のくまがいを応援いただきありがとうございました。
また2019年にお会いしましょう!
来年も,世界の平和を指さし確認喚呼応答でコンディショングリーン!

ぼくから以上!

 

#008_心機一転,やりたいことの整理。

最終更新から3年が経ちました。
3年前,無い内定と学会発表,卒論執筆の三重苦(以下参照)

 

kuma3nerv.hateblo.jp

 

を乗り越え,現在も第一希望だった職場で働いております。

 

第一希望であったとはいえ,社会というものは二進も三進もいかない場面のほうが多く,弊社の闇の部分も多く耳にするようになりました。
何はともあれ3年目,次回の職場でも今まで通りやんわーり過ごしていきたいものです。

 

###前回までのあらすじ

さて,この3年間何があったかといえば・・・・

  • 社会人です!
  • 一人暮らしと切なさと心強さと
  • 趣味一直線!マイカー購入

てな感じです。それ以外は相変わらず。

 

昔々Facebookで社会人としての目標を書きましたが,概ね達成したのではないかと。
次の段階の目標も考えねばならぬ段階,ということで今回再び当ブログの筆を執りました。

 

###これから3年間の目標

社会人1年目に立てた目標が3年間分のスパンで決めていたことなので,今後3年分のことも考えていきたい。
これまでの目標が「社会人としての環境の構築」であったので,今後は自分に深みを持たせていきたいと考えている次第。

深みのあるオトナ,ってどんなの? と考えたときに,自分の中には何個かありまして,

  1. 趣味に全力投球
  2. 職務上必要とされる知識全般に博学
  3. 許容量の大きな対人マインド

でないかな,と。

これを軸に自分の今後の3年間を考えていきたい。

 

###これからやりたいこと

やりたいこと,と書くとTHE アバウトなのだが,まず”今やりたいこと”を挙げてみる。
というのも,これまでのくまがいには趣味という趣味がほぼない。これは前回のブログ更新時から続くことなのだが,能動的に活動するものが何一つなかったのだ。
なので,今したいことから深めていこう,ということだ。

この3年間も,休日は寝るかYouTube,たまに映画 という生活がほとんどであったので,自分の生存意義を見出せない生活が続いていた。

心機一転の機会は大したことではない。
最近新しいゲームを買って,すごく久々に熱中しているのだ。
最近のゲームは簡単に全世界の人々と対戦ができる。もちろんそれは友人たちとの繋がりも容易になったことを意味する。
久々に童心に帰ってするゲームは,昼も夜も忘れさせる。朝起きてコントローラーを握って,気が付けば休日が終わるのだ。
恐るべし,Splatoon・・・

 

ゲームをして,自分の趣味に対する考え方もすこし変わった。これまでは
「あれをする暇がない・・・」「これを用意するための予算がない・・・」
と及び腰だったのだが,余暇も予算も視野に入れず,勢い余って買ってしまったNintendo Switchで私はこれほど楽しんでいる。
まずは勢いと少々の持ち出し資金から始めてみようと思う。

 

今後やりたいことは,

  • キャンプ
    暖かくなったらね・・・。道具はほぼそろっているので。
  • ゲーム
    今のままイカスマブラを鍛えていきます。
  • 物書きとしての活動
    稀に書いていたものを,もっと本腰据えてやっていこう。書くために,読んでいこう。
  • 自炊
    少しは凝ったものをつくれるようになりたい・・・

このあたり。ただやりたい! と思うだけでなく,こうして文章として書きだすことで,自分の気持ちも整理されていく気がする。

書いたからにはやるぞ。

時間の使い方が勝負だ。